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『税務調査官・窓際太郎の事件簿24』 [映画]

映画『税務調査官・窓際太郎の事件簿24』
 休日の夜放映されていたので録画観賞した。長崎を舞台にしたサスペンス映画。サブタイトルは「窓際太郎は長崎へ!伝統工芸の長崎チロリを守るため、太郎が悪を斬る!!」。
 ストーリーは、小林稔侍扮する主人公の税務署員“窓辺太郎”が世田谷南税務署個人課税第一部門に勤務するという内容。主人公は、世田谷南税務署の業務をこなしながら、東京国税局査察部長“森村真一郎”指揮下で影の調査官(マルサ)として活動する。
 主人公は長崎を地盤に活動する民自党衆議院議員“笹塚恭司”の周辺調査のため研修を装って長崎山手税務署に出張する。「熱田電子科学工業」が採算に見合わないM&Aを行っており、民自党衆議院議員“笹塚恭司”が関わっているようだった。主人公が税務調査すると、長崎の産業振興を建前とした民自党衆議院議員“笹塚恭司”、民自党長崎県議会議員“峰栄作”、経営コンサルタント会社「浦沢インベストメント」“浦沢郁美”による政治的裏金捻出が露見して来る。長崎商工会副会長の長崎ちろり職人“岩永克己”は“笹塚恭司”一味から工房の売却を迫られ、主人公は長崎山手税務署税務官“岩永麻衣”とともに“岩永克己”を助けようと画策する。
 監督は『窓際太郎の事件簿32』の山﨑康生監督。M&Aを建前としたケイマン諸島の口座、スイス銀行口座などを使った「飛ばし」を行う民自党衆議院議員“笹塚恭司”一味のエピソードが上手く脚本に盛り込まれていた。長崎の機械工作会社「(有)長崎機革」の社長“池田”役の信太昌之の劇序盤の帳簿調査シーンの演技が良かった。経営コンサルタント会社「浦沢インベストメント」代表“浦沢郁美”役の東風万智子(旧芸名:真中瞳)のキャスティングも良かった。

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