映画『ブラック・ダリア』

映画『ブラック・ダリア』
　平日の深夜放映されていたので録画観賞した。アメリカのロサンジェルスを舞台にしたサスペンス映画。
　ストーリーは、ジョシュ・ハートネット扮する主人公の刑事“バッキー・ブライカート”がロサンジェルスで起こった殺人事件の捜査を行うという内容。ハリウッドで女優を目指す“エリザベス・ショート”が胴体を二つに切断され、血液を抜かれた状態で発見された事件が発生する。事件の猟奇性からマスコミは“ブラック・ダリア事件”と称してセンセーショナルに報道する。映画『ブルー・ダリア』と“エリザベス・ショート”が黒い服装を好んでいたことにより“ブラック・ダリア事件”と呼称される。主人公は元ボクサーで、同じくボクサーの相棒“リー・ブランチャード”と共に事件の解決に向かう。捜査ではハリウッド産業の廃材を使った違法住宅建築に行きついたり、主人公の相棒が悪徳警官で殺害されたりなど、困難を極めて行く。
　監督は『レイジング・ケイン』、『ミッション：インポッシブル』のブライアン・デ・パルマ監督。実際にあった迷宮入りの“ブラック・ダリア事件”をサスペンスタッチで上手く脚色していた。主人公“バッキー・ブライカート”役のジョシュ・ハートネットの他、相棒“リー・ブランチャード”役のアーロン・エッカート、相棒の妻役のスカーレット・ヨハンソン、参考人役のヒラリー・スワンクなど上手な演技だった。