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『浅見光彦シリーズ11 皇女の霊柩』 [映画]

映画『浅見光彦シリーズ11 皇女の霊柩』
 平日の昼間放映されていたので録画観賞した。長野を舞台にしたサスペンス映画。
 ストーリーは、榎木孝明扮する主人公のルポライター“浅見光彦”が各地を旅行しながら取材するという内容。主人公は実兄の警察庁刑事局長“浅見陽一郎”のサポートを受けながら、旅先で遭遇する事件解決に挑む。
 主人公は“浅見陽一郎”の名代で“瀬戸原”教授の喜寿祝賀会に参加する。東和大学職員“大塚瑞枝”が祝賀会スタッフをしていたが、帰宅時に空き地で殺害される。主人公が調査すると仁孝天皇第8皇女和宮の棺の副葬品の湿板写真の行方に原因がありそうだとわかって行く。東和大学人類学の研究成果のため、副葬品の湿板写真による新しい史実の発見が懸案となる。副葬品の湿板写真による学術成果への野心が殺人事件につながる。
 監督は『浅見光彦シリーズ9 斎王の葬列』の小平裕監督。仁孝天皇第8皇女和宮の棺の副葬品の湿板写真に写っていた人物の正体がミステリアスに演出されていた。東和大学職員“大塚瑞枝”役の河合亜美の演技が良かった。

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