『浅見光彦シリーズ１０ イーハトーブの幽霊』

映画『浅見光彦シリーズ１０　イーハトーブの幽霊』
　平日の昼間放映されていたので録画観賞した。岩手を舞台にしたサスペンス映画。
　ストーリーは、榎木孝明扮する主人公のルポライター“浅見光彦”が各地を旅行しながら取材するという内容。主人公は実兄の警察庁刑事局長“浅見陽一郎”のサポートを受けながら、旅先で遭遇する事件解決に挑む。
　主人公は宮沢賢治にからめた旅行記事取材のため岩手県花巻市を訪れる。ブティック「アイリス」経営者“郡池充”が花巻市のイギリス海岸に他殺死体で見つかる。花巻市を訪れていた主人公は花巻東警察署“小林”巡査部長の捜査に協力することとなる。すると、“郡池充”は中学生時代、同級生の“大杉清隆”たちといじめを楽しんでいた経緯があり、いじめ現場の河で死者もでていたことがわかる。
　監督は『浅見光彦シリーズ８　平家伝説殺人事件』の小林俊一監督。死亡事故を起こした中学生時代のいじめが、壮年の後半を迎えた人物たちのトラブルに発展するエピソード。いじめに関わった人物たちの中で、殺人者となった犯人がミステリアスに演出されていた。ジャズ喫茶「ベイシー」アルバイト“郡池愛”役の平山綾の演技が良かった。



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