『管理人』

映画『管理人』
　休日に配信されていたので観賞した。第二次世界大戦前後のドイツを舞台にした短編ドラマ映画。
　ストーリーは、Tim Porath扮する主人公のハンブルグ市立美術館職員“Wilhelm Werner”が画家“Anita Ree”と親交を深めるという内容。戦前のハンブルグ市立美術館ではユダヤ人芸術家作品に対する嫌がらせを受けていた。ハンブルグ市立美術館に対し、匿名の人々が落書きをしたり、誹謗中傷のチラシをばらまいたり。ついにナチスドイツのユダヤ人芸術作品没収の連絡がハンブルグ市立美術館に届き、主人公はユダヤ人芸術作品保護の作戦を練る。画家“Anita Ree”は主人公を心配し、主人公をモデルにしたデッサン画を主人公にプレゼントする。
　Roland Puknat監督の映画は初めての観賞。第二次世界大戦前にユダヤ人芸術家作品保護活動をする主人公をそれとなくささえるハンブルグ市立美術館館長“Gustav Pauli”、警備員“Behrens”の脚本が良かった。戦後のハンブルグ市立美術館職員“Charlotte Reineke”役のJohanna Polleyの表情も素晴らしかった。

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