『今夜、ロマンス劇場で』

映画『今夜、ロマンス劇場で』
　休日の夜放映されていたので録画観賞した。昭和２０年代の関東を舞台にしたファンタジー映画。
　ストーリーは、坂口健太郎扮する主人公の映画助監督“牧野健司”が東映東京撮影所近辺の映画館“ロマンス劇場”に通うという内容。主人公が好んで観ていた映画『お転婆姫と三獣士』から主人公“美雪”が映画の中から現世に飛び出してくる。
　監督は『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督。入院中の老患者が書いた脚本の読み聞かせによる映像化という設定が良かった。収納棚に長い間保管された映画フィルムや“ロマンス劇場”の入場口に掲げられた『カサブランカ』、『ハイティーン主婦』の看板が素晴らしかった。