『影の軍団 服部半蔵』

映画『影の軍団　服部半蔵』
　平日の夜放映されていたので録画観賞した。徳川家綱の治世を舞台にした時代劇映画。
　ストーリーは、渡瀬恒彦扮する主人公の忍者“下の服部半蔵”が忍者“上の服部半蔵”とともに“甲賀忍者”に対決するという内容。将軍家光亡き後幼君徳川家綱の治世の実権を握ろうと“保科正之”は伊賀忍者を、“松平伊豆守”は甲賀忍者を使って争う。“上の服部半蔵”は幕府転覆を狙って“保科正之”に近づく。
　工藤栄一監督の映画は初めての観賞。服部半蔵が“上の服部半蔵”、“下の服部半蔵”の二人が暗躍していたという斬新な設定の作品。“上の服部半蔵”は天下を伺い、“下の服部半蔵”は泥棒稼業が生業。“上の服部半蔵”役の西郷輝彦、“下の服部半蔵”役の渡瀬恒彦、“保科正之”役の山村聡、“甲賀四郎兵衛”役の緒形拳も良かったが、“松平伊豆守”役の成田三樹夫の悪役ぶりが特に良かった。

コメント 2

　個性的な良い役者陣ですね。見てみたい。
by beny (2013-08-31 17:28) 

benyさん

服部半蔵が実は二人という設定も興味深かったです。

by おぉ！次郎 (2013-09-18 22:56)