『いずみのこえ』

映画『いずみのこえ』
　平日に東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第十四期生修了制作展GEIDAI ANIMATION 14 JUICYとして上映されていたので観賞した。湖畔を舞台にしたアニメーション映画。
　ストーリーは、ある女の子が湖畔を散策するという内容。主人公は湖畔や小舟を楽しみ、日常のストレスから気持ちを切り離して楽しむ。
　はるおさき監督の映画は初めての観賞。薄っすらと霞んだような湖畔の風景や自然色に濁った湖の水が印象的だった。平面的な主人公のキャラクターデザインが、湖畔の自然と対照的に感じ取れた。

東京藝術大学 大学院映像研究科 公式ホームページ

GRADUATE SCHOOL OF     FILM AND NEW MEDIA,     TOKYO UNIVERSITY OF THE ARTS

『卵焼きの朝』

映画『卵焼きの朝』
　平日に東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第十四期生修了制作展GEIDAI ANIMATION 14 JUICYとして上映されていたので観賞した。ある住宅の台所を舞台にしたストップモーションアニメーション映画。
　ストーリーは、ある初老の男性が台所で料理するという内容。主人公はフライパンを使い卵焼きを作り始める。
　監督は『坂の街・尾道 City Has a Hill/Case of ONOMICHI』の葭原武蔵監督。液体状の卵が徐々に焼きあがって行く映像表現が素晴らしかった。住宅の外に見える海辺の朝の風景の表現も良かった。黄色い朝日と卵のカラーリングも良い。

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『Ｓｉｇｎ』

映画『Ｓｉｇｎ』
　平日に東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第十四期生修了制作展GEIDAI ANIMATION 14 JUICYとして上映されていたので観賞した。重力の無いような空間を舞台にしたアニメーション映画。
　ストーリーは、主人公が不思議な空間で人の大きさくらいのウサギのような生き物と戯れるという内容。主人公は手首辺りに傷を負っており、痛みを持っていた。ウサギのような生き物はその傷を癒そうとする、主人公とウサギのような生き物は重力があるか無いかわからないような空間を漂いながら過ごす。
　多田あかり監督の映画は初めての観賞。包帯で作られたように見えるウサギのような生き物が印象的だった。淡い紫色の背景に白い浮遊物がだようような空間がフィジカル、メンタルの傷を癒す場所のような演出に思えた。

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