『暴走特急／シベリアン・エクスプレス』

映画『暴走特急／シベリアン・エクスプレス』
　平日の昼間放映されていたので録画観賞した。シベリア鉄道を舞台にしたサスペンス映画。
　ストーリーは、エミリー・モーティマー扮する主人公の写真家がシベリア鉄道で麻薬犯罪に巻き込まれるという内容。中国でのボランティア活動帰りの主人公夫婦はシベリア鉄道で人懐っこいカップルと同室となる。しかし、このカップルは麻薬の運び屋で、しかも組織の麻薬と資金を持ち逃げしている最中だった。主人公夫婦は麻薬組織から狙われることとなる。
　ブラッド・アンダーソン監督の映画は初めての観賞。善良なボランティア夫婦が知らず知らずの間に麻薬輸送に利用されてしまうエピソードがサスペンス的に演出されていた。主人公役のエミリー・モーティマー、主人公の夫役のウディ・ハレルソンのお人好しの演技が上手だった。麻薬組織関係者役のエドゥアルド・ノリエガ、ベン・キングズレー、ケイト・マーラのキャスティングも楽しかった。