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『ただの夏の日の話』 [映画]

映画『ただの夏の日の話』
 平日にショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2022 ジャパンプログラム / Japan Programとして配信されていたので観賞した。とある海辺の街を舞台にした短編恋愛映画。
 ストーリーは、深川麻衣扮する主人公の若者“陽月(ひづき)”が呑み会で一時的に記憶を無くすという内容。主人公が朝目覚めると、全く知らない群馬県桐生市の梨木温泉梨木館に居る。しかも同じ部屋に見ず知らずの初老のおじさんと泊まっていた。主人公は見知らぬおじさんと最寄りの沢入(そうり)駅に向かう。主人公はおじさんから「地球に生命が誕生する確率は、分解した時計を水底にばらまき自然に組みあがる確率に等しい」という話をされる。
 松岡芳佳監督の映画は初めての観賞。主人公が見知らぬおじさんと話しながら帰途につくエピソード。劇冒頭と終盤の映像に、水面に揺れる時計の部品が映りこんでいる演出が印象的だった。劇冒頭のモノローグ「仕事、友達、先輩の機嫌、呑み会、誤魔化しの笑顔、親との電話、ちょっとの恋愛、また仕事、私の毎日、ただの毎日」のセリフやThe Songbardsの歌う主題歌「海月の散歩道」も良かった。

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ShortShortS
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Short Shorts Film Festival & Asia 2022


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