『アパッチ砦』

映画『アパッチ砦』
　平日の昼間放映されていたので録画観賞した。アメリカのアリゾナの騎兵隊基地を舞台にした西部劇映画。
　ストーリーは、ジョン・ウェイン扮する主人公の騎兵隊幹部“カービー・ヨーク”大尉がアパッチ砦を守るという内容。アパッチ砦には新任司令官“オーエン・サースデイ”中佐が陸軍省長官“ウイリアム・ステイフォース”から任命される。駐屯地ハサヤンパでアパッチ砦の“マイケル・オローク”中尉、“フェストゥス･マルカーヒー”軍曹と偶然出会い、娘の“フィラデルフィア･サースデイ”とともに赴任して来る。新任司令官“オーエン・サースデイ”中佐はアパッチ砦への左遷人事に不服で、軍功を計画していた。新任司令官“オーエン・サースデイ”中佐は居留地から出奔した先住民の強制連行を計画する。
　監督は『三人の名付親』、『リバティ・バランスを射った男』のジョン・フォード監督。現場の実情を知らない新任司令官“オーエン・サースデイ”中佐が軍功を焦って壊滅して行く様が悲壮感ある演出となっていた。ドラグーンでの騎兵隊とメスカレロ・アパッチの“コーチーズ”族長、ホワイト・マウンテン・アパッチの“アルケセー”族長、メスカレロの“サタンタ”族長、チリカウワの“ジェロニモ”祈祷師との戦争回避の決裂が緊張感ある映像となっていた。