『追憶と槌』

映画『追憶と槌』
　平日の昼間ＭＥＤＩＡ ＰＲＡＣＴＩＣＥ １９－２０として上映されていたので観賞した。岩手の山間を舞台にした短編ドキュメンタリー映画。
　ストーリーは、主人公がかつて岩手に在った湯田町の写真に思いを馳せるという内容。湯田町は鉱山で栄えていたが、今はダムとして錦秋湖となっていた。
　金井啓太監督の映画は初めての観賞。主人公が雪の壁を作り、そこに湖の底に沈んでしまった湯田町の写真を投影する。雪面に映し出された鉱山町のモノクロ写真が異世界のように綺麗だった。