『小さいおうち』

映画『小さいおうち』
　休日の夜放映されていたので録画観賞した。日本の戦前戦後を舞台にしたドラマ映画。
　ストーリーは、妻夫木聡扮する主人公の大学生“荒井健史”が亡くなった大伯母“布宮タキ”の自叙伝を読むという内容。“布宮タキ”は昭和初期山形から東京に赴き、おもちゃ会社重役“平井雅樹”の家に女中として雇われる。赤い三角屋根の一戸建てで過ごす“布宮タキ”は平穏な日々から第二次世界大戦のモノ不足の時代を経験して行く。
　監督は『東京家族』、『武士の一分（いちぶん）』の山田洋次監督。“布宮タキ”の女中としての雇用先の家庭のトラブルから第二次世界大戦の東京空襲など波乱に富んだエピソード。昭和初期からの東京の様子を生活者目線で描いていた。