『コンテイジョン』

映画『コンテイジョン』
　平日の深夜放映されていたので録画観賞した。主にアメリカのミネソタを舞台にしたパニック映画。
　ストーリーは、マット・デイモン扮する主人公のミネソタ市民“ミッチ・エムホフ”が流行し始めた新種のウイルスから娘を守って行くという内容。主人公の妻“ベス・エムホフ”は香港出張からの帰宅後体調不良となり、数日で衰弱死亡する。また、主人公の息子も同様の症状で急死してしまう。ウイルスは香港やイギリス、日本でも流行し始め世界的に大勢の病死の被害が出て行く。アトランタの疾病予防センターの“エリス・チーヴァー博士”や“エリン・ミアーズ”医師が調査に乗り出し、蝙蝠と豚によってもたらされたウイルスであることが解明されていく。
　監督は『イギリスから来た男』、『エリン・ブロコビッチ』のスティーヴン・ソダーバーグ監督。一日、一日と広がって行く劇症型の感染症の恐怖がドキュメンタリータッチで演出されていた。劇終盤に回想されるウイルス誕生と人への感染のエピソード演出も良かった。