『ウォルター少年と、夏の休日』

映画『ウォルター少年と、夏の休日』
　平日の夜放映されていたので録画観賞した。１９６０年代のアメリカのテキサスを舞台にしたドラマ映画。
　ストーリーは、ハーレイ・ジョエル・オスメント扮する主人公の少年“ウォルター”が夏休みに伯父さん達と過ごすという内容。主人公が向かったのは頑固で変わり者の“ハブ”、“ガース”の“マッキャン兄弟”の家。大金持ちとの噂のある“マッキャン兄弟”の家にはテレビすら無く、街から遠く離れた片田舎。主人公はなかなか馴染めないが、屋根裏部屋で見つけた女性の写真から“マッキャン兄弟”の若かりし頃の話を聞くことになる。それは、“マッキャン兄弟”が昔、北アフリカで外人部隊の隊員として活躍し、恋に落ちた冒険譚だった。
　ティム・マッキャンリーズ監督の映画は初めての観賞。俄かには信じがたいような主人公の伯父さん達の荒唐無稽な冒険譚を通じて、主人公が伯父さん達と仲良くなって行くエピソードが人情味豊かに演出されていた。年老いたライオンをペットとして飼うエピソードも楽しかった。特に劇終盤、伯父さん達が若かった頃活躍した北アフリカの族長の孫が訪ねて来るシーンが感慨深かった。主人公役のハーレイ・ジョエル・オスメント、“ハブ”伯父さん役のロバート・デュヴァル、“ガース”伯父さん役のマイケル・ケインの演技も楽しかった。

コメント 1

ハーレイ君も大きくなっったら顔が長～くなっちゃいましたね。
ヒゲも生やしてるし。
by k_iga (2012-09-14 03:43)