『ＳＰＡＣＥ ＡＤＶＥＮＴＵＲＥ コブラ』

映画『ＳＰＡＣＥ　ＡＤＶＥＮＴＵＲＥ　コブラ』
　休日の夜放映されていたので録画観賞した。架空の宇宙“第七銀河”を舞台にしたＳＦ映画。
　ストーリーは、主人公の一匹狼の宇宙海賊“コブラ”が人工の“惑星ミロス”の謎に迫っていくという内容。主人公は、とある惑星で賞金稼ぎ“ジェーン”と出会う。“ジェーン”は惑星“ミロス”の王族の末裔で、惑星“ミロス”の復活を目論んでいた。“ジェーン”は主人公とともに三つ子の姉妹“ドミニク”、“キャサリン”を探し、女王として惑星“ミロス”に帰ろうとしていた。しかし、大組織の宇宙海賊“ギルド”が惑星“ミロス”を使って“第七銀河”の滅亡を目論んでいた。“ドミニク”がレジスタンス組織“スノウ・ゴリラ”とともに“ギルド”と戦ったり、“キャサリン”が“ギルド”に味方したりと、主人公は色々な局面を戦って良く。そして、主人公は惑星“ミロス”で“ギルド”の大幹部“クリスタル・ボーイ”と対決する。
　監督は『ゴルゴ１３』の出崎統監督。左腕に“サイコガン”を持つ宇宙海賊“コブラ”と相棒“レディ”が宇宙船“タートル号”に乗って銀河を旅する冒険譚を楽しく演出していた。主人公と“クリスタル・ボーイ”の対決シーンで、“クリスタル・ボーイ”の金属のあばら骨を使って戦うシーンがシャープな演出で良かった。
　寺沢武一原作の劇画「コブラ」の映画化。