『みんなが選んだルパン三世（１）ＴＶシリーズセレクション』

映画『みんなが選んだルパン三世（１）ＴＶシリーズセレクション』
　平日の夜放映されていたので録画観賞した。
「ルパンは燃えているか・・・・？！」
　飛弾スピードウェイを舞台にしたカーアクション。
　ストーリーは、世界中で泥棒として稼ぐ主人公の“ルパン三世”がＦ１カーレースに挑むという内容。主人公は飛弾スピードウェイＦ１カーレースのコミッショナーが犯罪組織スコーピオンのボスであることを知っており、敢えてカーレースに参加する。
　総工費５０億円、建設期間５年の飛弾スピードウェイの設定や、“ルパン三世”のカーアクションが良かった。
「死の翼アルバトロス」
　ロンバッハ航空博物館（Lonebach Aircraft Museum）を舞台にした航空アクション。
　ストーリーは、世界中で泥棒として稼ぐ主人公の“ルパン三世”が原子爆弾の闇取引阻止に挑むという内容。悪徳武器商人“ロンバッハ”博士は巨大飛行艇「アルバトロス」を使って小型原子爆弾プラント販売を計画していた。“ロンバッハ”博士は“峰不二子”を人質にとっていたが、主人公達が救出に向かう。
　巨大飛行艇「アルバトロス」での“峰不二子”の殺陣が良かった。
「さらば愛しきルパンよ」
　都市部を舞台にしたロボットアクション。
　ストーリーは、世界中で泥棒として稼ぐ主人公の“ルパン三世”が人型ロボットの破壊活動阻止に奔走するという内容。偽“ルパン三世”一味が人型ロボット「ラムダ」を使って都市部の破壊工作を実行する。偽“ルパン三世”一味は破壊工作の報道を利用して永田重工製人型ロボット「ラムダ」の軍事力のアピールを目論んでいた。主人公達は汚名返上のため偽“ルパン三世”一味の悪事露見に挑む。
　映画『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵をイメージさせる人型ロボット「ラムダ」、四足歩行ロボット「シグマ」、映画『風の谷のナウシカ』の“ナウシカ”をイメージさせる“小山田マキ”のデザインが良かった。
「ルパン三世は永遠に」
　ＡＩ企業シェイクハンズ社を舞台にしたハイテクアクション。
　ストーリーは、世界中で泥棒として稼ぐ主人公の“ルパン三世”がＡＩ企業シェイクハンズ社拉致された“峰不二子”救出に奔走するという内容。ＡＩ企業シェイクハンズ社は顔写真を入力しただけで当該人物の行動を出力する「ヒトログ」を開発する。「ヒトログ」は大統領選挙、株式相場、貿易協定に混乱をもたらした。ＡＩ企業シェイクハンズ社は国からテロ組織に認定されてしまう。主人公は天才ハッカー“アミ・エナン”の協力を得てＡＩ企業シェイクハンズ社社長“エンゾ・ブロン”に戦いを挑む。
　大盗賊ハリマオの孫娘にして考古学助教授の“ダイアナ”所有の金の潜水艦の登場シーンが煌びやかだった。