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『無法松の一生』 [映画]

映画『無法松の一生』
 平日の昼間放映されていたので録画観賞した。明治30年の小倉を舞台にしたドラマ映画。
 ストーリーは、阪東妻三郎扮する主人公の人力俥夫“富島松五郎”が芝居小屋でトラブルを起こすという内容。主人公は芝居小屋の木戸番と喧嘩し、仕返しに枡席でニンニクを焼く。芝居小屋で騒ぎとなり、土木事業の親分“結城重蔵”の仲裁を得る。ひょんなことから軍人“吉岡小太郎”大尉一家と家族ぐるみの付き合いをするようになり、“吉岡小太郎”が急死したのち、息子の“吉岡敏雄”を後見する。
 監督は『宮本武蔵・完結編 決闘巌流島』の稲垣浩監督。喧嘩早い性格から「無法松」と称された主人公が、亡くなった知人の息子の成長を心から楽しみにするエピソード。劇終盤の主人公の祇園太鼓を打ち鳴らしながら、永年の思い出がオーバーラップする演出が素晴らしかった。



関連映画『宮本武蔵・完結編 決闘巌流島』観賞の感想



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