『大いなる男たち』

映画『大いなる男たち』
　休日の昼間放映されていたので録画観賞した。南北戦争後のアメリカを舞台にした西部劇映画。
　ストーリーは、ジョン・ウェイン扮する主人公のガンマン“ジョン・ヘンリー・トーマス”が牧場で育てた馬三千頭を売るという内容。元北軍大佐の主人公は馬三千頭を売りに出す。メキシコのマキシミリアン皇帝に売却することとなり、馬を率いてメキシコに向かう。一方主人公と南北戦争で戦火を交えた元南軍大佐“ジェームズ・ラングドン”は、マキシミリアン皇帝に加勢すべくメキシコに向かう。主人公と“ジェームズ・ラングドン”はメキシコに向かう道中、縁があって出会うこととなる。
　監督は『シェナンドー河』、『ワイルド・ギース』のアンドリュー・Ｖ・マクラグレン監督。アメリカ南北戦争やメキシコのマキシミリアン皇帝軍と革命軍の戦いなど、政治状況に翻弄されながら逞しく生きて行く人々が骨太に演出されていた。元北軍大佐“ジョン・ヘンリー・トーマス”役のジョン・ウェイン、元南軍大佐役の“ジェームズ・ラングドン”役のロック・ハドソンが重厚に演技していた。主人公の養子“ブルー・ボーイ”役のロマン・ゲブリエルの演じるキャラクターも良かった。