『ワイルドバンチ』

映画『ワイルドバンチ』
　平日の昼間放映されていたので録画観賞した。主にメキシコを舞台にしたアクション映画。
　ストーリーは、ウィリアム・ホールデン扮する主人公のならず者“パイク”が鉄道の駅舎を強盗するという内容。主人公はならず者仲間と金品輸送の情報を元に鉄道会社の駅舎に強盗に入る。しかし情報は偽で鉄道会社の用心棒たちに返り討ちに遭う。主人公はメキシコに逃亡し、自称メキシコ軍のマパッチ一味と行動を共にする。
　監督は『戦争のはらわた』、『わらの犬』のサム・ペキンパー監督。主人公をリーダーとするならず者一味、鉄道会社、アメリカ軍、マパッチ将軍の軍団、メキシコ革命軍などが入り混じった駆け引きや戦闘のエピソードがサム・ペキンパーらしい演出となっていた。劇終盤の主人公一味とマパッチ将軍の軍団の戦闘シーンは物凄い迫力だった。主人公“パイク”役のウィリアム・ホールデンも良かったが、マパッチ将軍役のエドモンド・オブライエンが怪演といえるような演技だった。