『白夜行』

映画『白夜行』
　休日の夜放映されていたので録画観賞した。昭和５０年代半ばの日本を舞台にしたサスペンス映画。
　ストーリーは、船越英一郎扮する主人公の刑事が廃ビルで起こった密室殺人事件を長年に渡って捜査し続けるという内容。殺人事件の被害者の質屋経営者の顧客だった主婦が容疑者として浮上するが、ガス自殺してしまう。事件は被疑者死亡として扱われるが、主人公は独自に捜査を続ける。その後被害者の質屋経営者の息子と被疑者主婦の娘の周辺で不可解な変死事件が連続して行く。
　監督は『６０歳のラブレター』の深川栄洋監督。殺人事件が解決済みとして扱われ始めた後の複数の事件がサスペンス的に演出されていた。主人公刑事役の船越英一郎の演技も良かったが、殺人事件被害者の息子役の高良健吾、被疑者の娘役の堀北真希の寂しげな演技も良かった。東野圭吾原作の同名小説の映画化。