『パコと魔法の絵本』

映画『パコと魔法の絵本』
　平日の夜放映されていたので録画観賞した。日本の病院を舞台にしたファンタジー映画。
　ストーリーは、役所広司扮する主人公の大会社社長が入院生活を通して性格が変化していくという内容。主人公は一代で大会社を作り上げたやり手だが、頑固で“お前が私を知っているだけで腹が立つ”が口癖。主人公は周囲に全く気を使わない暴君のような振る舞いの毎日だったが、入院先で知り合った“パコ”の無邪気さに触れ次第に周囲の人々に気遣いをするようになっていく。“パコ”は交通事故の後遺症で記憶が持つのが一日。だが、主人公は“サマークリスマス”という病院のイベントで劇を企画し、“パコ”の気持ちに思い出を残そうと頑張り始める。
　主人公役の役所広司、“パコ”役のアヤカ・ウィルソンの他、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、國村隼など豪華キャスト。みんな癖の強いキャラクタ設定の登場人物を力いっぱい演じていた。
　監督は『バカヤロー！　私、怒ってます』、『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督。ドラスティックな色使いのファンタジー映画の演出が上手い。

コメント 4

『パコと魔法の絵本』、ワタシもちょっとだけ観ました。カラフルな色彩に彩られた画面は、まさにファンタジーワールドでしたね。
ツイッターでも、パコを観ながらつぶやいている人が結構いました。
日本映画では異色な作品ですが、こういう映画もイイと思います♪
by かずっちゃ (2010-03-31 17:44) 

　コメントありがとうございます。
　中島哲也監督の色使いは独特で楽しめます！

by おぉ！次郎 (2010-03-31 20:32) 

こんばんはぁ(^^)/
この映画も好きですねえ。
映画の創り方が好きです。(^_^)
by よーじっく (2010-04-02 22:39) 

　コメントありがとうございます。
　リズム感のあるデフォルメされた台詞の言い回しと間で、楽しめました。


by おぉ！次郎 (2010-04-03 17:05)