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『ゴーストワールド』 [映画]

映画『ゴーストワールド』
 平日の深夜地上波で放映していたので録画観賞した。現代劇の青春映画だった。
 ストーリーは、ゾーラ・バーチ扮する主人公のフリーターが自分のセンスには自信がありながら社会でやりたいことが見つけられず毎日を過ごすという内容。主人公は近所で知り合った古いレコードオタクの中年男性の日々の過ごし方に触れ合いながら、少しずつ気持ちの持ち方が変わっていくというエピソードになっていた。主人公の友人をスカーレット・ヨハンソン、ブラッド・レンフローが上手に演じ、古いレコードオタクの中年男性をスティーヴ・ブシェミが好演していた。特別劇的なエピソードは無く、食事やレコード試聴、喫茶、冗談など日常的な演出が良かった。
 劇終盤主人公はバスで街を出て行ってしまうが、その先のシーンは無く、観る側にその後を想像させるような作りに思えた。
 監督はテリー・ツワイゴフで、初めてこの監督の映画を観賞した。
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