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『屋台弁護士Ⅲ』 [ドラマ]

ドラマ『屋台弁護士Ⅲ』
 平日の昼間放映されていたので録画観賞した。横浜周辺を舞台にしたサスペンスドラマ。サブタイトルは「燃える屋台! 村雨父子絶体絶命!」。
 ストーリーは、中村雅俊扮する主人公の弁護士“村雨一郎”が父親の経営するラーメン屋台を根城に業務依頼を募集するという内容。主人公は「横浜署の鬼太郎」とあだ名された元刑事の父親“村雨太郎”のアドバイスを受けながら依頼業務を調査する。
 ある日、主人公の父親“村雨太郎”の経営するラーメン屋台に保健所が検査に訪れる。検査で黄色ブドウ球菌が検出され、ラーメン屋台は営業停止になる。主人公が調査すると、“岡崎万亀男”衆議院議員と“宮沢雅義”城宮建設専務の汚職隠しが関わっていることがわかる。汚職協議中に食中毒を起こした“岡崎万亀男”衆議院議員のアリバイに、“村雨太郎”のラーメン屋台来訪という虚偽事実を使っていた。
 監督は『屋台弁護士Ⅱ』の土方政人監督。衆議院議員と城宮建設の汚職隠しを手伝う敏腕弁護士“風間英里子”の暗躍がミステリアスに演出されていた。テレビ番組の「彦摩呂の横浜グルメちょっといい味!」でのセリフ「一口目ににぼしの香りが口いっぱいに広がったとおもいきや、あとからジワーッと鶏ガラの出しのコクのどんでん返し。まさにラーメン界の逆転判決や。」が印象的だった。汚職関係者の口封じに殺人を請け負う暗殺者役の仲本工事の演技も良かった。

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