『巷説百物語 狐者異』

映画『巷説百物語 狐者異』
　休日に配信されていたので観賞した。江戸を舞台にした時代劇映画。
　ストーリーは、渡部篤郎扮する主人公の願人坊主“小股潜りの又市”が宗教小物を高額で売りながら生活費を賄うという内容。主人公は知人の同心“田所真兵衛”が担当する連続強盗事件捜査に関わることとなる。主人公は“山猫廻しのおぎん”、“事触れの治平”とともに、連続強盗事件の容疑者である“祇右衛門”の正体捜査に巻き込まれて行く。“祇右衛門”は何度打ち首の刑で処刑されても復活すると噂される強盗だった。市井では“祇右衛門”は妖怪「狐者異（こわい）」では？と噂されていた。
　監督は『劇場版ＴＲＩＣＫ／霊能力者バトルロイヤル』、『劇場版 ＳＰＥＣ～天～』の堤幸彦監督。連続強盗事件の真犯人の正体がミステリアスに演出されていた。強盗団のボスとされる“祇右衛門”と妖怪「狐者異（こわい）」の伝説を上手く組み合わせた脚本が面白かった。安藤裕子の歌う主題歌「星とワルツ」も良かった。



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